参議院選挙は、自民党・公明党・維新の会の改憲勢力が、3分の2に近い議席を獲得した。
安部政権は、歴代政権の中でも疑惑の多い政権に入るだろう。もし、政権トップが、権力を乱用した不正を働いていたとしたら、大変なことだ。権力の座にある者が、官僚の忖度などを利用し、隠蔽を図ることは、案外容易いことだと思う。逆に不正を暴くことは難しい。
野党が、モリカケ問題を追及したころ、「不毛な時間、他に審議することがある」と追求することが悪いという批判がネットなどで飛び交った。モリカケ問題が事実であれば、国民の税金を不正に使ったことになり、追求するのは当たり前、「不正の証拠がない」ではなく「潔白の証拠」を示して初めて潔白だと思うのだが、随分もの判りのいい人たちがいるものだ。
私は、モリカケ問題に関して首相は、黒だと思っているが、実際、本当のことを知るのは、とても難しい。結局いろいろな情報から、個々の事実の信憑性を鑑みて判断していくしかない。気をつけたいのは、口達者な人の嘘は、説得力を持つので、信じてしまうということ。
これから、「憲法改正」論議がされていくことになるだろう。モリカケ問題を軸にして、自分なりに、情報の信憑性を掴む訓練をしたい。